大塚博堂 季節の中に埋もれて 歌詞

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2.季節の中に埋もれて

作詞:藤公之介
作曲:大塚博堂

耳に押しあてた電話の向こうで
どこか寂しげにうるんだきみの声がする
ぼくだと気づいてきみは声を呑み
他人行儀なあいさつで黙ってしまう
きみと別れて ぼくは自由になれたと
思いちがいをしてたよ
きみなしでは 何ひとつ出来はしないくせに
何か言ってくれ こみ上げてしまう
きみはあれから幸せか
泣いてはいないか…

季節がいくつもこの部屋の中を
気の毒そうにのぞき込み通り過ぎてゆく
戻っておいでとこの電話口で
ささやきかけたらきみは迷惑だろうか
きみと別れて ぼくは若さにまかせて
がむしゃらに走ったよ
きみのいない寂しさを埋ずめられないままに
何か言ってくれ こみ上げてしまう
きみはあれから 幸せか
泣いてはいないか…